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膣トリコモナス症は不妊の原因になることもある

2020年01月29日

膣トリコモナス症は不妊症の原因になる可能性のある性病なので、感染しないように気をつけておかなければなりませんし、もしも感染してしまった恐れがある場合は重症化する前に治療を行う必要があります。これは性行為が原因となって感染することよりも、トイレや銭湯の利用やタオルの共有が感染経路となることが多いので、性行動を行ったことがない人であっても感染することがあるのです。トリコモナスは男性女性に関係なく感染しますが、特に女性の場合は一度原虫が体内に入り込んでしまうと、排尿などで体外に排出することができないため、治療によって原虫を退治しなければなりません。

膣トリコモナス症は、何らかの原因で女性の膣内にトリコモナス原虫が入り込むことによって発症します。コンドームを使用しない性行為などが原因となってうつることもありますが、それ以外にも感染者が利用したトイレの便座や銭湯のイスに原虫が付着していて、それが体内に入ってくる可能性もあるのです。他にもタオルや下着を共有することでもうつることがあるので、注意しておく必要があります。男性の尿道からトリコモナス原虫が入った場合は、排尿することによって体外に排出できることもありますが、女性の場合はそういかないので、そのまま膣トリコモナス症を発症してしまうことが多いです。

膣トリコモナス症を発症すると、陰部から生臭い臭いがするようになったり、オリモノが多量に生じたりしますが、この症状を放置してしまうことで症状が悪化してしまうことがあります。重症化してしまうと身体の奥まで原虫が進んで行くため、卵管まで原虫が入り込んで卵管炎を引き起こすことがあり、この症状は不妊症にもつながります。卵管が炎症してしまう卵管炎が引き起こされると、卵管が正常に機能しなくなってしまうため子宮外妊娠を起こしてしまったり、卵管内が癒着することで妊娠できなくなったりしてしまうことがあるのです。トリコモナス原虫によって卵管などの炎症が起こってしまうと、不妊につながる可能性があるのでとても危険だと言えます。

膣トリコモナス症はフラジールと呼ばれる治療薬によって症状を改善させることができるので、生臭い臭いなどが生じたときには一刻も早くフラジールで治療を進めたほうが良いです。重症化することを防ぐことができれば不妊になることもありませんし、早く膣トリコモナス症の症状から解放されることができます。多くの性感染症は性行動が原因となって感染してしまいますが、膣トリコモナス症の場合は性行動だけではなく銭湯やトイレの利用、タオルの共有によってもうつる可能性があるので、性行為以外にも感染しないように気をつけておきましょう。子供でも感染することがあるわけですから、子供を連れて共用施設を利用するときは、プールや銭湯のイスにお湯をかけるように指示したり便座に座る前にはアルコール除菌シートで拭くことを指導しておいたりすると良いです。