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尖圭コンジローマに感染すると将来ガンになるリスクが高くなる?

2020年03月22日

尖圭コンジローマに感染すると、将来ガンになるリスクが高くなるという噂があります。この性感染症の原因となるHPVと呼ばれているヒトパピローマウイルスは、1種類だけではなくたくさんの種類が存在していますが、尖圭コンジローマの原因となるHPVは低リスク型と呼ばれるものなので、感染してすぐにガンになる可能性はほとんどありません。しかし、低リスク型に感染すると同じ感染経路でうつってしまうウイルスである高リスク型に感染する可能性が高く、そうなってしまうとガンになる可能性があるのです。

尖圭コンジローマは低リスク型のウイルスによる性感染症なので、基本的にはガンに進行してしまうことを心配する必要はありません。しかしながら、症状があらわれているにもかかわらず、自然治癒を期待して治療を行わない場合は症状が悪化してしまったり、他の病気を引き起こしてしまったりする可能性があります。たとえガンの原因となるウイルスに感染していなくても、それを放置しておくことによって免疫力が低下してしまい、ガンの原因となってしまう恐れのある高リスク型HPVに感染してしまうこともあるのです。ですから、自覚症状があらわれた場合は自然治癒を待つのではなく、きちんと治療していくことが大切だと言えるでしょう。

尖圭コンジローマはフォアダイスと呼ばれるブツブツと勘違いしてしまうことがあるので、男女ともに注意が必要だと言えます。フォアダイスは男性の性器に見られることが多いブツブツなのですが、これはまったく無害なものであり、何か身体に悪い影響を与えることもなければ他の人に感染させてしまうこともありません。皮膚の下に脂質の塊があってそれが透けて見えているだけで、いわゆるニキビのようなものだと思えば良いので、フォアダイスの場合は治療する必要がないのです。しかしながら、もともとフォアダイスがある人は尖圭コンジローマによるイボができても、またフォアダイスだろうと勘違いしてしまう可能性があるので注意が必要です。

尖圭コンジローマのイボはフォアダイスと異なって、小さなカリフラワーのような形をしていたりお椀を伏せたような形をしていたりと、特徴的な形状をしていると言うことができます。もしも単なるブツブツではなく、特徴のある形状をしたイボができている場合は尖圭コンジローマを疑って治療を行うようにしてください。これが原因ですぐにガンになってしまうことはありませんが、そのせいで免疫力が低下して高リスク型のHPVに感染する恐れはあります。予防ワクチンもあるので、感染しないように努めることが大切だと言えるでしょう。

尖圭コンジローマは自然治癒するものではありませんが、予防ワクチンによってあらかじめ予防することができますし、感染後も素早い治療によって完治を望むことができる病気です。そのままにしておくと、高リスク型のウイルスに感染してガンになる可能性がありますので、そのリスクを下げるためにも尖圭コンジローマに感染しないようにしたり、感染したときはすぐに処置したりするようにしてください。