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妊婦はカンジダ症に感染しやすいので気を付けましょう

2019年12月30日
病原体

カンジダ症は性別に関係なく発症する性感染症ですが、特に女性での感染が多いですし、そのなかでも妊娠している人は発症してしまう確率が高くなってしまいます。何故なら、カンジダ症は免疫力や抵抗力が下がることが原因となるだけではなく、突然の膣内環境の変化によっても感染する可能性が高くなるので、膣内環境が変化しやすい妊娠を経ることで、妊婦さんはこの病気を発症しやすくなってしまうのです。そのため、定期的に妊婦検診を受けることなどによって、病気に感染していないかどうか確認しておくことが大切だと言えます。

そもそもカンジダ症は、女性であれば誰でも感染してしまう可能性がある病気です。女性の膣内にはもともと真菌であるカンジダ菌が存在していることが多く、これは常在菌として存在していてもおかしくないものだと言えます。このカンジダ菌は、普段は大人しくしているのですが、ストレスや疲労の蓄積などによって抵抗力や免疫力が低下すると活性化され、異常増殖を引き起こしてしまうのです。つまり、性行為を行ったことがないような女性や子供でも発症することがあるので、誰でもこの病気になる可能性があるということを知っておかなければなりません。

カンジダ症になると、オリモノの量が増加したり陰部からカッテージチーズのような臭いがするようになったりします。他の性病のなかには、感染してもオリモノが増加する程度で症状に気づくことができないものもありますが、カンジダ症の場合はカッテージチーズのような臭いやオリモノというわかりやすい症状があるので、このような自覚症状があらわれたときには感染を疑いましょう。妊婦検診を受けなくても、このような異変によって感染していることに気づくことができる場合もあります。

カンジダ症はエンペシドと呼ばれる治療薬で治すことができるので、病院で処方してもらったりネット通販で購入したエンペシドを用いたりして治すようにしてください。もしも妊娠しているときに発症してしまい、そのまま赤ちゃんを産むと産道感染を起こすことがあります。産道感染によって生まれたときから赤ちゃんが病気になる可能性があるので、それを避けるためには定期的な妊婦検診などによってカンジダ症でないことを確認するようにしてください。

真菌であるカンジダ菌は免疫力の低下などで異常増殖を引き起こすので、免疫力を下げない生活を心がけるようにしましょう。膣洗浄などで膣内を清潔に保てばよいと思う人もいるかもしれませんが、膣洗浄を過剰に行うと身体を守るために必要な菌まで洗い流してしまうので、膣洗浄はあまりしないようにしてください。それよりも、日常生活でストレスや疲労を溜めないように気をつけ、食生活を改めて健康的な生活を送ることが大切だと言えます。女性であれば誰でも感染する恐れがありますし、妊娠しているときに発症すると出産に影響が出ることがあるので、カンジダ症には注意することが大切です。